試乗をしてみよう

気になる中古車が見つかったとします。そうしたらその場で購入を決断してしまいますか?新車と違って中古車は試乗ができないと思っていませんか。中古車だったとしても試乗させてもらうことをお勧めします。
中古車は新車よりも値段は安いからといっても決して安い買い物ではありません。外観が気に入って購入したとしてもすぐに壊れてしまうような車を買ってしまっては結局は高くついてしまいます。そういった失敗をしないためにも購入前に車をきちんと選ぶことが重要なのです。そのために、試乗は欠かせない要素だと思います。万が一試乗を断るような業者だったら信頼性に欠けると判断していいでしょう。基本的に中古車展示場に陳列されている車は未整備の状態です。よってバッテリー、エンジンオイル、など購入が決まってから整備されるはずの箇所が未整備の状態で置いてあるのです。それでは完全な状態か判断しづらいとおっしゃるかもしれませんが、それでも走るか見極めることが大切なのです。だからやっぱり試乗させてもらいましょう。そこで試乗の際にはどこをチェックすればよいのでしょうか。まずはアイドリングをしばらくさせてもらいましょう。エンジンをかけて20分程度その様子をチェックしてみるのです。その間にきちんと装備が動くのかをチェックします。パワーウインドウの全ての窓がきちんと開閉できるか調べてみましょう。
また、エアコンをその際に動かしてみて、きちんと作動するかチェックします。またエアコン内部は臭いがこもりやすい場所です。付けてみて異臭がすりょうであれば業者にいってクリーニングをしてもらいましょう。オーディオ機器やナビがあらかじめついている中古車だったとしたらそれがきちんと動くかもチェックします。こういった作業はアイドリング中でないとできません。ガソリンの量を確認しましょう。当たり前ですがガソリンが入っていなければ車を走らせることはできません。しかしお店によっては展示車にガソリンを入れていない場合もあるのです。そんな状態にしておくと燃料のポンプ周辺が損傷を起こしてしまうこともあるのです。もしもガソリンがカラになっている車を見つけたとしたらそこの業者はメンテナンスがしっかりしていないと判断できます。可能であれば高速道路も走行させてもらいましょう。
高速運転中に何かしらトラブルが出てくる場合もあるからです。車の状態によって高速走行を断られる場合もあるかもしれません。しかし高速も走る可能性が高いのであれば乗せてもらったほうがより安心して車を購入できます。